LxPupは、LXDEデスクトップ環境を用いたPuppy Linuxのバージョンです。僕がLXDEに最初にふれたのはKNOPPIXでしたが、この時の印象はすごく速いという感じでした。そのLXDEをもともと軽量なPuppy Linuxに組み込んだというのですから、期待も大きくなったのですが、もともとPuppy Linuxそのものがサクサク動作するために体感速度は驚くほどでもありませんでした。それより、操作性がMS WINDOWSに近いというのがメリットなのかもしれません。
LxPupの様々な「フレーバー」(現在は4+2 *)は、公式にPuppy Linuxでビルドした派生物として組み込まれており、異なるカーネルやベースであるPuppyのソフトウェアリポジトリへのアクセスが提供されています。
LxPupは、Puppy Linuxの重要な利点(小さなisoサイズ、幅広いハードウェアのサポートやアプリケーションの組込み、ライブCDと簡単なインストール、フレンドリに サポートしてくれるユーザーフォーラムなどなど)を兼ね備えており、軽量でありながら現代的なデスクトップ環境を持ちます。
*Slackware14.0と互換性がある2つのフレーバー(paeとnon-pae)、2つのUbuntu Preciseフレーバー+1つのUbuntu Raringフレーバーの一つにDebian Wheezyフレーバーがありますが、すべて200MB未満です。
その魅力あるLxPupをまとめたウェブサイトがありましたので紹介します。LxPup Support Pages です。

LxPup

ここには、さまざな種類(フレーバー)のLxPupが紹介されていますが、Tahr Pup 6.0.3 CE baseのものがもっともお勧めです。ぜひ、試してみてください。

LxPup01
されています。