お知らせ(2014/05/31) - Linux Mint 17 Cinnamon・MATE が公開されました。ダウンロード Cinnamon MATE 今のところは法的理由で日本のサーバにありません。コーディック関係の利用からでしょうか。日本は不自由な国になってしまいました。法的問題をなくした no codec 版は来週リリースされ、ftp.jatst.ac.jp にも入るということです。KDE・Xfce は 6月 に公開予定です。(現在ビルド→テスト作業中)
現在、ダウンロード Cinnamon MATE からできます。

世界中で Ubuntu を使っていた人がLinux Mint 支持に変化してきているようです。僕もUbuntuを12.04あたりまでは使用していたのですが、それ以降急に重くなったように感じ使うのをやめてしまったような気がします。
使い慣れない Unity の操作性、昔から Ubuntu は重い。そんな不満をLinux Mint はUbuntu の問題を解決しました。また、素早い起動、Windows に近い操作性、そしてミントカラーに統一されたデザインも好感が持てます。あるサイトでは世界の利用率がWindows・OS X・Ubuntu に続く4位になったそうです。あるディストリビューション一覧紹介サイトはLinux Mintを世界からのアクセスランキンス1位を長期間独占。世界的に支持され、流行が生じているディストリビューションとなっていたのでした。 とアナウンスしていました。



LinuxMint01

最新版の Linux Mint ではインストール直後でも、日本語表示は問題なく行えるようになっています。しかし、日本語入力は行えないので、対応が必要です。Fcitx と Mozc をインストールする方法を考えます。Mozc は Google 日本語入力 をオープンソース化した派生物ですので定評があります。

まずパッケージを最新にします。おそらくアップデートマネージャーが更新通知をしてくると思います。
端末操作が慣れている人はapt-get で行っても同じです。
次に端末を起動し、次のコマンドを実行します。
(以下、コマンドでは行頭の $ を入力しません)
コマンドが長いですが、Firefox を起動し、このページを表示させて、
コピー・貼り付けすれば良いのです。手入力する必要はないので安心してください。
まずはパッケージを最新状態にします。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get dist-upgrade


Debian Edition では im-config をインストールします。
Ubuntu ベースではすでにインストールされています。

$ sudo apt-get install im-config

Fcitx と Mozc をインストールします。

KDE 版以外は下記のコマンドを実行します。

$ sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 fcitx-ui-classic fcitx-config-gtk mozc-utils-gui

KDE は上記の代わりに次の1行を実行して下さい。

$ sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 fcitx-frontend-qt4 fcitx-frontend-qt5 fcitx-ui-classic kde-config-fcitx mozc-utils-gui

最後に Fcitx を有効にします。

$ im-config -n fcitx

ログアウト→ログイン または Linux Mint の再起動 を行って下さい。
これで日本語入力ができるようになっていると思います。