PuppyLinux用に提供された WPS Office 11.1.0.8392 (Precise 5.7.1) を MX Linux 21 antiX 21で使ってみる


Puppy Linux Discussion Forum を眺めていたら、WPS Office 11.1.0.8392 (Precise 5.7.1) のタイトルが目に入りました。

WPS Office は軽くて、十分 MS Officeの代用になるので、ずいぶんとお世話になっているアプリケーションです。

以前に、PuppyLinux用に提供されたWPS OfficeのSFSを一度PuppyLinuxで読み込んで、WPS Officeのフォルダーだけを別のLinuxなどに移行したら、十分実用になったので今回も同じ方法を試してみたいと思います。

WPS Office 11.1.0.8392 (Precise 5.7.1)のダウンロード


WPS Office 11.1.0.8392 (Precise 5.7.1) は下記のフォーラムからダウンロードできます。

WPS Office 11.1.0.8392 (Precise 5.7.1)




直接のダウンロードは、

WPS Office Folder

になります。




今回は、PuppyLinuxように提供されている WPS Office を 他のLinuxで使ってみようと思います。

WPS Officeのフォルダーやアイコンをひとつのフォルダーにまとめたいと思います。!



PuppyLinuxで wps-office_11.1.0.8392.sfs を読み込む


MX LinuxやantiX、大好きなDog系のPuppyLinuxでも共通に使えるように、wps-office_11.1.0.8392.sfs をPuppyLinuxで読み込みます。

Pup系のPuppyLinuxなら何でも良いのですが、僕はBionicPup を使いました。

BionicPupです。(壁紙は変えています。)




読み込むと、/opt/kingsoftの wps-office というフォルダーが作成されています。この wps-office のフォルダーにWPS Officeを起動させるのに必要なすべてのファイルが保存されています。




wps-office フォルダーを使いたいLinuxがアクセスできる場所にコピーすればOKです。

アイコンは、PuppyLinuxであれば、/usr/share/icons に格納されてあるのでコピーすれば良いでしょう。

僕は、MX LinuxからもantiXからも WPS Office を使いたかったので、Live-usb-storage というフォルダーにコピーしました。




wps-office のフォルダーの中にあるサブフォルダー office6の中にある et wpp wps がそれぞれ 表計算、プレゼンテーション、ワープロの実行ファイルになります。

これらのランチャーをデスクトップ上に作成すれば、作業そのものは終了です。




僕はバージョンの低いWPS Office も同居させています。

MX Linux で動作させている WPS Office 2019です。

Writer




Spreadsheets




Presentation




WPS Office の日本語化


WPS Officeの日本語化には下記のファイルを使います。

WPS Office 日本語化ファイル ja_JP.tar.gz

上記のファイルをダウンロードして解凍します。

解凍してして作成された ja_JP フォルダーを

wps-office/office6/mui/ にコピーすれば日本語化できると思います。